・「現代美術」で検索続出

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 最近このサイトに、「現代美術 投資」とか「コンテンポラリー オークション」「現代美術 バブル」といった検索からくる方が増えました。しばらく前から世界的にヒートしている現代美術品について、情報を得たいと思っている方が増えてきたようです。

 現代美術品の流行と値上がり、投資の記事を書いたのは、もうずいぶんと前の話。いや、1年くらい前に掲載した「バブルどころじゃない現代美術」のことではありません。それよりもっと前、『裏美術売買』オープン時に掲載した長編記事があるのです。 

 私がこの記事を書いたのは、2004年の『美術売買』誕生時からしばらく経った頃でした。掲載しようという段階になって取りやめ、『裏』をオープンした時に掲載したのですが、いま読み返してもソコソコの記事ではなかったかと思います。    
 
 ただ、この記事を書いたのは私に先見の明があったわけではなく、美術商やコレクターならその時点で誰もが知っていたことです。むしろ、コレクターなどが読む記事としてはちょっともの足りないものだったかもしれません。「現代美術」という、ある意味もっともニュース性の強いジャンルについて、ただでさえ遅い情報を記事完成後1年くらい経って『裏』へ掲載したため、より古い情報となった感は否めないでしょう。

 もっとも、普段から現代美術を扱っている人・興味を持っている人と、興味はないけど投資に使えるのではないかと考える人では、情報の伝わる速度が違います。ここにきて検索回数が増えているのは、アートに興味のない一般の方にまで「コンテンポラリーアートが凄い値上がり方を見せている」という情報が伝播したということだと思います。

『美術売買 骨董・コンテンポラリーを中心に』というタイトルとは裏腹に、あまり現代美術の話題を書いていませんが、これからも機会があれば記事をアップしようと考えています。もっとも、やや情報を書きづらい面のあるジャンルですので、また「ボツ記事」となってしまうかもしれませんが…。

※少しですが、サイトに手を加えました。写真の入っている記事など、多少見やすくなったかもしれません。

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コメント

骨董から入った私は「時代の有無」に左右され、時代というフィルタ-を自分で掛けてしまい、
かえってそれが、物が発する「美」に対して、鈍感になっている面が有ります。
それに加え、新しい物に対する「不安・おびえ」があり、結構保守的になってしまいます。
現代美術に関しては全く無知ですが、お話を聞かせていただいて、
そんなに活性化している世界が有るというのに、びっくりしました。
ついでに一つご指導賜りたいのですが、現代美術の範疇は、どの時代を指しているのでしょうか
(結局、時代から離れれないのですかね・・)

最後に一句 「 時代に 縛られている 私がいる 」  雲

 コメント有難うございます。

 私の場合、商いの最初が古美術品だったためそちらの方に知識がついて行きましたが、興味はと言えばどちらに偏るわけでもなく「面白いもの」「美しいもの」ならOKという感じでした。バブルの頃、東京都美術館で入場無料の現代美術展をよくやっていて、見るたびに面白く感じられたものです。今では、商売としても興味の対象としても、あまり両者を区別しなくなりました。

 現代美術の範疇ですが、時代と共に認識は変わると思います。が、現代に作っていても伝統的な日本画や陶器は現代美術と呼ばれません。区分されるのは、簡単に言えば作風によってでしょうか? 以前、現代美術といえば難しい抽象画が多くを占めていて今でもそれらは現代美術ではありますが、近年、具象画やイラスト、マンガチックなものも増えてきてきました。今ではこちらがメインとなりつつあります。

 美術品にご興味のある方なら、きっと現代美術でも心を惹かれる作品があることでしょう。古美術品同様、つまらないものはつまらない、面白いものは面白いといった感じだと思います。 

 ご近所に現代美術系の美術館があったら、覗かれてみるのも面白いと思いますよ。

世界的な現代美術の活性化は、中国のバブルが影響しているのでしょうか?
最近関西の骨董市や露店では、中国人バイヤ-が目立ちます。中国の品物をせっせと買いあさっています。十年前は韓国人が派手に買っていました。
最後に一句 「 バブルが文化を金に換え 」 雲

 この辺りの話については「裏」の方で書いておりますが、おっしゃるとおりだと思いますよ。美術商の交換会でも、中国の方が目立って増えてきました。

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