・4周年
当サイト、『美術売買 骨董・コンテンポラリーを中心に』ですが、知らぬ間に4周年を迎えていました…。
と言っても、ご覧の通り投稿頻度は以前と比べて激減。ポツリポツリと記事を掲載する程度になっています。これからもたまに更新するかどうかという感じになると思いますが、過去記事も数多く存在しておりますし、たまにお立ち寄りいただければ幸いです。
ここ1、2年。私の周りだけを見ても美術業界は激しい流れの中にありました。一部美術品の好況に乗ってハデに売り買いする美術商、品物が売れず苦戦している美術商、新たにオープンした気鋭の画廊、そしてひっそりと消え去った画廊…。いつの時代にもこういった光景は見られますが、近年ほどその動きが大きかった時期も珍しいでしょう。そんな中で、美術業界の知られざる裏話が生まれないわけはありません。
現在、『美術売買』の更新はたまに行う程度、しかもごく軽い記事や駄コラムを中心にアップしています。こちらのサイトはこれからもその方向性で行こうと考えておりますが、実を言えば重い記事(?)も結構書いてはいるんです。内容はともかく文章を書くのは好きですし、それによって自分の考えや気持ちを整理している一面もあります。
先日、ある画廊のオーナーと食事をしましたが、そういったエピソードの1つを話したところ「えー、そんなことがあったの!?」と驚いていました。そこそこ大きなニュースや話題があっても、業界内ですら知られていないケースがあるものと改めて実感しましたが、近い将来そういった裏話を「信頼できる読者の皆様」に届けられればな…と思っています。
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コメント
4周年、おめでとうございます。石の上にも3年と言いますが、4年にもなったら石の上から飛び上がってもいいわけですね。
昨今、現代美術がいろいろな潮流を作っている様子ですが、すこしギャンブル性がついているみたいですね。私自身、現代美術も良いと思うときもあるのですが、一方古典と比べると、飽きがくるのも早いみたいです。これは私の浅学のせいでもあるのですが・・・・。
ブリキのおもちゃをブームにしたK氏みたいな発掘?はもうできないのでしょうかね。ふと思うのですが、後50年もすると、昭和のプラスチックにも収集ブームが起きたりして・・・・・だから物を捨てられないのです(笑)。
Posted by: 雲様
コメント有難うございます。4年やっていても、特にコメントもなしというページですからね(笑)。今後はあまり気合を入れずに続けていこうと思っています。
現代美術に関しては、「投資」といった側面から売買されている現状もあります。美術品を投資に使うのは悪くないと思いますが、例えば若手作家の作品を右から左に買って売る、相場を吊り上げて売るといった行為も見られるのは個人的に「?」です。私も現代美術品を扱っていますが、そういった売買はしないことにしています。
私も物を捨てられないタイプですので同じですよ。今でも使っている人がいる昭和の食器ですら、お店などで見かけるケースも出てきました。何がブームになるかわかりませんからね。
Posted by: @bijutsubaibai