・2020年の美術売買
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。
以前は大晦日の恒例にしていた1年を締めくくる記事も、書く気力がなく年明けに更新するのが常となってきました。このブログを立ち上げた頃、週に2回、3回と更新していたのが遥か昔に感じます…。
さて、2020年ですが、とにかくコロナに振り回された年でした。前回…と言っても昨年4月にアップした記事となりますが、この頃は最初の緊急事態宣言が出た後で、私も含め周りの人々にも警戒心というものがあったように思います。
しかし、その後はコロナが収まったわけでもありませんでしたが、制限はありながらも観客を入れて野球が行われたり、ライブ活動が再開されたりと、次第に「慣れ」のようなものが生じてきた感じも受けました。もちろん普通に仕事なりスポーツなりホビーなり、活動できるに越したことはないのですが…。
が、ここにきて、また緊急事態宣言。日本の冬は低温&乾燥時期でウィルスが蔓延しやすいとは言え、何か無策というか無警戒が招いた災いのような気がしてなりません。日本だけでなく世界中で流行してはいますが、もう少し対策はあった気がします。いや、対策はあっても箱根駅伝の見物客を見れば、やはり防ぎようがなかったのかもしれませんが…。
それはともかく、仕事の方は4月に書いた記事同様、ネットオークションで売りに回ったり、また少しずつ動き始めた美術業界で売り買いしたりと何とかなってはいるのですが、2020年後半になって「うーん…」と思う動きもありました。これまでネットオークションで好調に売れていた品の売れ行きが鈍ってきたのです。
それでも「売れるもの」については高値でも売れるのですが、今は「目玉」というか「これは欲しい人がいるだろう」という品以外、なかなか売れづらいというのでしょうか? 2020年前半であれば売れていた品が売れないケースもあり、出品した後、アテが外れてしまったケースも多々生じるようになってしまいました。私が仕入れる品でネットオークションへ出すのはごく一部ですが、どの品でも買い入れる際は今以上の厳選をしないと売るのが大変になりそうです…。
他にも細かな話題はあるのですが、別の記事で書ければと思います。今年こそポチポチと投稿・更新したいですね。
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