・売買の深淵
交換会での話です。ある商品が3つ山になって出てきました。山というのは、1つでは安くて売れない物をまとめて売ったり、同じような種類の商品を揃えて売ったりすることです。
交換会での話です。ある商品が3つ山になって出てきました。山というのは、1つでは安くて売れない物をまとめて売ったり、同じような種類の商品を揃えて売ったりすることです。
どんな仕事でもそうかもしれませんが、古美術商の仕事にも「商売上の相性」というものがあるようです…。
外国の商品を本来の利用法とは別の用途で使う~日用品として楽しむことはよくありますが、面白い使い方をされた日本の品物について話を2つ…。
先日、知り合いの古美術商が、ある作家のぐい呑を2万円で馴染みの客に売りました。が、後でその客から「これ、デパートでも2万円で売ってるよ」と指摘されたそうなのです…。
日本には、ガレ・ドームを中心としたアンティークガラスや、マイセンといった陶磁器に広くコレクターがいますが、西洋で主要な商品として扱われているにもかかわらず日本ではイマ一つ人気のない商品も存在します。
数年前の話です。知り合いの古美術商が、ある豪邸内に置いてある美術・骨董・調度品の処分を頼まれました。
古美術商になって少し経った頃の話です。私は、ある人間国宝に箱書をしてもらうため会いに行くことになりました。
ずいぶん前の話です。ある古美術商の市場で、品物を売りに出しているオバチャンがいました。
ある駅の通路で、電車の忘れ物市をやっていました。
先日仕事先から帰る途中、リサイクルショップがあったので立ち寄ってみました。住宅街の真ん中にありますが、広い倉庫といった感じでかなり大きな店です。
『美術売買 骨董・コンテンポラリーを中心に』では、記事を読まれた皆様からのコメントをお待ちしております。
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