・近所のリサイクルで その1
先日、近所のリサイクルショップに行ってきました。
先日、近所のリサイクルショップに行ってきました。
いつものように店内を見回すと、ある商品に目が留まりました。それは、表面全体に金箔を施された漆器です。
その小さな油絵は、お店の床にそのまま置かれていました。
私が古美術商の世界に入った直後と現在では、商売のやり方・情報の伝達方法が一変しています。電話と同じくらいメールが使われるようになり、商品を撮影~お金をかけてプリント~相手に郵送という面倒な作業は、デジカメで撮影~メールに添付で済むようになりました。
前回の続きです。夜のノンビリムードから一転、何気ないメールから突然の商談となってしまいました。
デパートで骨董ショー、アンティークフェアなどの催事をご覧になった方も多いでしょう。
古美術商の仕事をしていると、いろいろな物を目にする機会があります。何人かの業者が見ても全く用途がわからない骨董品、変わった素材で出来ている物、何百年も前にこんな便利な品があったのかと驚かされる品。ともかくたくさん見てきましたが、先日恐ろしい物を交換会の最中に見てしまったのです…。
古美術品やそれに近い物を扱っている(持っている)お店が廃業する場合、在庫処分に交換会(業者の市場)が利用されたりします。
前回と同様のケースですが、今度はあるショップ(会社?)が在庫処分した際のエピソードです。
「特別シード」とも言える高額の美術・骨董品も一通り売られ、いよいよ大量の品が競りに掛けられることとなりました。
『美術売買 骨董・コンテンポラリーを中心に』では、記事を読まれた皆様からのコメントをお待ちしております。
また、美術品収集やエピソードなどがありましたら是非ご投稿下さい。